東日本大震災後、文化芸術に関する様々なプロジェクトが東北の各地域で展開される中 で、都市部でない地域での運営面の課題が浮き彫りになりました。その課題の1つに、文 化芸術を普及する担い手が足りず、ひとりが担う役割の限度によって実践の範囲が制限 されてしまうことや、現地に関する知識や情報が必要な際、誰に尋ねれば良いのかわか らないという状況が出てきたことが挙げられます。今後の文化芸術の継承・発展のため に、現地コーディネーターという存在の必要性と、その人材を発掘・ 育成していくこと の重要性を強く感じています。
今回、東北太平洋沿岸 45 市町村を調査し、出会った方々にお集まりいただき、それぞ れの活動のお話を交えながら、東北の文化芸術のこれからを語りあいます。
日時 2017 年 8 月 13 日(日)13:30~17:30
場所 キャッセン コミュニティスペース (岩手県大船渡市大船渡町野々田10-3)
※BRT 大船渡駅から徒歩 3 分
定員 40名/先着順
参加費 無料
13:30~13:35
開会の言葉 / 趣旨説明 :千田優太(一般社団法人アーツグラウンド東北)
13:35~14:10
自己紹介 参加者全員
14:10~14:40
文化的コモンズとは?:戸舘正史(一般財団法人地域創造)
14:40~15:00 休憩
15:00~16:20
ワークショップ: 進行・桃生和成(一般社団法人 Granny Rideto)
16:20~16:30 休憩
16:30~17:30
全体ディスカッション :進行・小川智紀(認定 NPO 法人 ST スポット横浜)
件名を「フォーラム申込み」とし、次の事項をもれなく明記し、(agra06t@gmail.com)までお送りいただくか、下のフォームをご活用ください。
1.ご所属(地域名・団体名・館名など)
2.氏名(ふりがな)
3.電話番号(当日連絡のつく番号をお願いします)
4.E メールアドレス
戸舘正史(とだて まさふみ)
(一財)地域創造 芸術環境部
文化政策/アートマネジメント。月見の里学遊館・企画スタッフアートマネージャー(2007‐2012)、NPO法人アートフルアクション・プロジェクトディレクション、アーツカウンシル東京・調査員(2012‐2014)、アーツ前橋・教育普及担当学芸員(2014-2015)を経て現職。日本文化政策学会、演劇人会議各会員。共著に『芸術と環境』(論創社、2012)など。子ども向けワークショップや市民協働型プロジェクトなどの企画制作、ファシリテーションなども行う。
桃生和成(ものう かずしげ)
一般社団法人Granny Rideto 代表理事
1982年仙台市生まれ。いわき市育ち。岩手大学人文社会科学部卒業。現、宮城大学大学院事業構想学科空間デザイン領域所属。大学時代、商店街の活性化を目的に、地域通貨とごみ拾い活動を組み合わせた「シネマ・ストリート・プロジェクト」に参加し、市民活動に出会う。2008年、特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター入職。同年、多賀城市市民活動サポートセンターに勤務。2013年よりセンター長を務める。2016年3月、せんだい・みやぎNPOセンター退職。その他、東北の日常をおもしろくするつれづれ団や地域資源を活かした多賀城をあそぶプロジェクトなどで活動。「常に心にユーモアを」。
小川智紀(おがわ とものり)
認定NPO法人STスポット横浜 理事長
99年より、劇作家・演出家の如月小春に師事し、芸術普及活動の企画制作に携わる。03年、文化庁新進芸術家国内研修員(アートマネージメント分野)。04年よりNPO法人STスポット横浜でアートの現場と県内の学校現場をつなぐコーディネーターとして活動。09年、横浜市芸術文化教育プラットフォーム事務局。14年、民間の芸術文化活動を支援する横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト事務局長。横浜版アーツカウンシル・コアメンバー。大阪アーツカウンシル部会委員。
主催 : 文化庁、一般社団法人アーツグラウンド東北
制作 : 一般社団法人アーツグラウンド東北