一般社団法人アーツグラウンド東北
Arts Ground Tohoku
<役員>
代表理事 千田優太
理 事 今川和佳子、清水翼
監 事 桃生和成
※2021年2月26日をもって、渡邉曜平が理事を辞任致しました。
<目的>
当法人は、多様な文化・芸術を通して東北地方の潜在的に持っている価値、あるいは新たな価値観を創出し、東北地方におけるネットワークを構築することによって、広く地域社会の健全な発展に寄与することを目的とする。
<活動内容>
当法人は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1)文化、芸術の推進を図る活動
(2)まちづくりの推進を図る活動
(3)子どもの健全育成を図る活動
(4)震災復興のための活動
(5)前各号に掲げる活動を行う団体の運営及び活動に関する連絡、助言または援助の活動
【自主事業】
「ダンス幼稚園」
「次代を担う東北の文化的コモンズをつくる」※平成29年度文化庁「戦略的芸術文化創造推進事業」として実施。
【サポート事業】
「三陸国際芸術祭」
「みちのくアート巡礼キャンプ」
「猿とモルターレ」(砂連尾理作品)
「未来.Co」(仙台在住。コンテンポラリーダンスカンパニー)
「屋根裏ハイツ」(仙台在住。劇団)
<住所>
〒980-0805 宮城県仙台市青葉区大手町6-22 久光ビル1階
以上の定款と会員規則1−1をお読みいただき、ご入会を希望される方は以下の申込み用紙をご記入の上、
agra06t★gmail.comまでメールに添付してお送りください。※★を@に変えてお送りください。
1.
設立の趣旨
「つながること」「発信すること」「受け入れること」
2011年3月11日、東日本大震災が起こり、日本全国はもちろんのこと世界各地からのご支援をいただきながら震災復興のために今もなお多くの活動が実施されております。ハード面での復興は前進しつつありますが、いまだに残る仮設住宅での生活や新しいまちづくりなど、まだまだ途上の段階です。また、長期にわたる避難生活等により、急激な過疎化・高齢化が進んでいる地域と同じ理由で急激な人口増加した地域など、地域毎の急激な変化に対する復興の課題は山積みであり、これからの課題でもあります。そして、これらの問題は震災復興に限らず、未来の日本が抱える課題でもあり、その中で文化芸術が何を担うことができるのかを考えるきっかけになっています。今までの活動を通して、文化芸術は「新しい価値観、視点をもたらす」ことができるという点において、コミュニティの再生に寄与する可能性を秘めています。
私どもは、東北に生まれ育ち、そのアイデンティティを持って各地域において文化芸術の活動をおこなっています。また、国籍や年齢、文化の違いを超えて通じ合うことができる文化芸術の力を目の当たりにしてきました。この経験や気づきを世界や未来へと伝え、実践していくことが私どもの使命であると感じております。
まだなお続いていく震災復興支援活動を文化芸術の面からおこなっていくことはもちろんのこと、その活動を通して明るい未来の社会を思考/実践していくために「アーツグラウンド東北」を設立いたします。
2. 法人申請に至るまでの経緯
2011年3月〜 東日本大震災における復興支援活動
(セーブザチルドレン、アートリバイバルコネクション東北、ARCTなど)
2012年4月 ダンス幼稚園実行委員会設立
2014年4月 三陸国際芸術祭事務局参加(JCDN)
2015年1月 猿とモルターレ仙台実行委員会設立
2015年12月 アーツグラウンド東北設立準備委員会発足
2016年4月 一般社団法人アーツグラウンド東北設立総会
2016年5月 一般社団法人登記申請
「東北のアートをつなぐ」
東北で活動するアーティスト、劇場やアートプロジェクト、アート活動を希望する施設や団体など、アートに関わりのある方や興味のある方をゆるやかにつながるネットワークをつくります。
「東北から世界へ」
東北地方の文化芸術や東北で活動するアーティストが、外に飛び出して活動することをサポートし、東北を世界に紹介していきます。
1980年宮城県塩竃市生まれ。一般社団法人アーツグラウンド東北代表理事。アートリバイバルコネクション東北事務局、ARCT事務局長を経て2015年度代表、ダンス幼稚園実行委員会代表、「猿とモルターレ」実行委員会代表を努めた。芸団協が実施している「国内専門家フェローシップ制度」によりNPO法人JCDNにて研修を経験。小学校教諭とコンテンポラリーダンスの経験を元に、東北における舞台芸術のために企画・制作をおこなっている。三陸国際芸術祭フェスティバルマネージャー、「京都国際ダンスワークショップフェスティバル2017」スカラーシップ制度推薦者、「とつとつダンス part.2愛のレッスン~仙台公演」現地制作など。